これまでASD・ADHD傾向の人に対しての記事をいくつか書いてきました。
ここで書かれている内容を実行できる方もいれば中々実行が難しい方もおられるかと思います。
自分自身、誰かのブログや書籍を見てその方法を実行できているかと言われればほとんどできていません。
ただ、調べた方法と自分で考えた方法を練り直すうちに「こうすれば大丈夫かな?」という部分を発見できました。
ASD・ADHD傾向のある自分は、忘れないようにするのではなく「忘れても大丈夫な状態」にする方が大事だという発見です。
今回はASD・ADHD傾向の方が忘れっぽさを補える方法をご自身で考えられるようなヒントになる内容を書いていこうと思います。
忘れないことは東京スカイツリー並のハードル
ASD・ADHD傾向のある自分にとって、忘れないことはスカイツリー並の高いハードルです。
例えばこのような事が日常的に起きたりします。
忘れないようにしても忘れてしまう事に、自己嫌悪や申し訳なさを感じてしまいます。
それでも忘れてしまうので、忘れない事よりも忘れてしまっても大丈夫なようにすればいいのではと思い始めました。
忘れたらダメな場面の直前に思い出せるようにする
思い出せるような仕組みを作ることで、忘れても大丈夫になります。
過去にミスした行動や忘れてしまうと致命的になる行動をする直前に思い出せるようにすることで忘れても大丈夫になります。
直前を特に強調する理由は、いくら思い出しても誤った行動をするまですっかり忘れてしまうためです。。
これらを実際に行っています。
忘れていた事を思い出せるとちょうど良い場面を見つけよう
記事を見てくださっている方にとってはお分かりかと思いますが、ASD・ADHD傾向の方にITサービスを活用することを推奨しています。
理由は、自分が動かなくても設定をしておくだけでスマホやPCが目につく状態に知らせてくれるです。
ただ、ITがどうしても得意でなかったり、あまりITと縁がない方もおられるかと思います。
あくまでもITは手段で、大事なことは忘れても良い状態にすることです。
先ほども書きましたように、過去にミスした行動や忘れてしまうと致命的になる行動をする直前に思い出せるようになれば、忘れようがありません。
あくまで一例です。
ご自身の行動を振り返ってみると、必ずする行動が見えると思います。
その行動に合わせて忘れやすい事柄を組み込むんで、忘れても大丈夫な状態を作ってみてください。
まとめ
忘れやすい方にとって、時間がちょっとでも空くとすぐに忘れてしまうでしょう。
そんな忘れやすい性質を逆手に取り、直前に思い出せる仕組みを作る事で、忘れやすい性質を補えます。
すぐに忘れてしまう方にとって少しでも役にたてれば!