今日はレーザーカッターで作ったアクリル製のヤモリを岩絵の具で色付けしてみました!
まだ実験中ですが、この方法で絵を描いていけたら楽しいなあと思っています。
今回はレーザーカッターで作ったヤモリに日本画で色づけする工程をこちらでご紹介します。
レーザーカッターのデータの作り方はこちらをご参考になさってください。
レーザーカッターに日本画で色づけする工程
塗る前はこんな風でした。
1.白い面に日本画の絵の具を乗せる
白い面に見えるところに彫刻が施されており、ギザギザしています。
この上に日本画で絵の具を乗せていきます。基底材が神ではないため、ドーサ引きはせずそのまま色を載せていきました。
2.絵の具が乾くのを待つ
絵の具が乾くのを待ちます。
どういうタイミングで乾くかわからず、夜だったのでそのまま寝ました。
3.ドーザ引きをする
朝起きて一番にヤモリの確認!
ちゃんと乾いて、定着しているようでした。
ただ、膠の量が少なくしてたためか、基底材がわしや絹でないためか、指で擦ると粉がついてしまいました。
ですので、日本画の絵の具面に本来ならにじみ留めで使われるドーサを引いてみます。
目や背中の模様部分など彫刻されてない部分にもドーサを引きました。
4. ドーサが乾くのを待つ
ドーサが乾くのを待ちます。
お分りいただけると思いますが、水彩画も日本画も、待つことも絵のうちに入っています(^^;)
5.完成しました!
そして仕事を終えて、絵の具の付き具合を確かめてみると…
絵の具が取れづらくなりました!
透明な部分にもドーサを引きましたが、水あとは残ってなさそうですね。
もう1回、最初に作ったドーサより薄めものもで引けばよりをかければ取れなくなりそうです。
こちらはバッグにつける予定なので、岩絵の具が日に晒されたらどのくらいで劣化するか、また膠が剥がれてしまうのかを確かめてみます(*^^)v
ちなみに裏面はこんな感じで、ガラスの奥にいる感じに見えます。
なんとなくやりたい事ができそうなので、本格的にレーザーカッター+岩絵の具の作品を制作していきたいと思います。
今やりたいことだと、目や背中の模様がないヤモリのシルエットを作る方が良さそうです。
まとめ
- レーザーカッターに日本画絵の具が乗せられた
- 定着が気になる場合はドーサ引きをすればOK
- 面によって見え方が変わって面白い
と言うことがわかりました!